アルトルージュ・ブリュンスタッド
身長:149cm 体重:39kg スリーサイズ:72/49/80
<概要>
このSSのヒロイン。死徒二十七祖の九位にして死徒における吸血姫。アルクェイドの姉的存在。『血と契約の支配者』とも呼ばれる。
真祖(朱い月)と死徒の間に生まれた混血であり、吸血鬼でありながら自然な形で生を受けた異端。
真祖と死徒の特性が巧妙に作用し合う事で非常に少ない吸血量で身体を維持する事が可能になっている。
朱い月の後継者たる器の持ち主でありアルクェイドと似たような扱いを受けていたが、より完全な器であるアルクェイドの誕生によりその座から解き放たれた。
現在は“魔”の社会を二分する勢力の片方を束ねる頭領となっている。
彼女の陣営の題目は人間との距離を置いた共存。その庇護下には同じ思想を持つ死徒以外の“魔”や混血も含まれている。
ある意味、世界の秩序維持に一役買っている存在であり、魔術協会や聖堂教会との繋がりも強い。
<性格・人柄>
性格は古参の吸血鬼らしく冷淡……と思っているのは本人だけで実際は情に厚く、お人好し。
活動時間が長い分アルクェイドより良識と言うものを持っているが、その大部分は城での箱入り生活なので瑣末事に関する経験値の低さはいい勝負。
立場上色々腹黒い連中とやりあうのは得意だが、逆に気を許した相手の言う事は素直に信じるので特定の部下によって頻繁におちょくられている。
基本的に無益な殺生は好まないが、必要とあれば躊躇しない程度の冷徹さはある。無論、その対象には人間も含まれる。
<能力>
潜在能力は極めて高く、全てのリミッターを外したアルクェイドにも対抗しうる数少ない存在。しかしその力は非常に不安定で真の力を発揮できるのは極めて短い時間だけであり、普段の少女の姿での基本能力は平均的な死徒よりやや強い程度。
特性としては「存在への干渉」に長け、自らの存在規模の調整、モノの分解と再構築などの固有能力を持つ。
『変身』を行い、存在規模を高める事で『空想具現化』なども可能になっていく。
世界からの力の供給は純粋な真祖には劣るものの持っており、これのお陰で『変身』を行わない限り戦闘時にアルトルージュが力尽きる事はまず無い。
<筆者ぶっちゃけトーク>
とあるサイトにあった彼女の絵に一目惚れしたのがこのSSの始まり。それに出会わなければこのアルトも慧も永月譚も存在しませんでした。
その後色んな妄想や考案を詰め込んでこのアルトルージュができあがりました。
型月世界においてアルクェイドに匹敵する数少ない存在という事で、かなり無茶な設定も追加。受け入れられるか戦々恐々としていたのですが、意外に非難の声も少なく安堵しております。
『固有結界』の有無や『契約』に関しては既に考えは固めてありますが、そのまま採用するかは実際に公開するまで未定。
ちなみにここのアルトが割と良い子なのはリィゾパパの教育がよかったからです!(断言